ラルグ加工の特徴
- 浸透性
ラルグの主成分である Tempera-Flex という特殊成分(珪酸化合物)の分子は単体で成り立っている為、塗装に非常に浸透しやすい性質を持ちます。そのため竹の根が地中深くしっかりと根を張るように(クロスリンク)塗装に浸透した分子は塗装材の分子と水素結合をして完全なコーティング(超硬保護膜)を形成します。 - 耐久性
浸透性によって起こるこの水素結合こそが塗装面を継続的のい保護する唯一の方法と考えられます。よって長期間にわたり自然環境が作る温度差にも影響されず、ひび割れ、剥がれ落ちもなく輝きが持続します。 - 酸化防止
塗装面に結合されているこのコーティングは酸化物質が塗装面に接触できないバリケードとなり塗装面での酸素交換を防止する事によって酸性雨、鳥糞、塩分などによる酸化を専用のラルグリンスで手入れすることで長期間にわたり防ぎます。 - 紫外線の吸収
液体性の新しい水酸基を含み塗装にもっとも悪影響を与える紫外線スペクトルを完全に吸収します。このことにより塗装の退色、色褪せを防ぎます。 - 優れた洗浄力と研磨作用
含有する液剤類の効果的な洗浄、脱脂力と珪藻土の非常に細かい粒子により裸眼で見えないレベルでの研磨により酸化した部分及び汚れを除去します。
この非常に細かな研磨作用は、微細な穴をある程度埋めながら傷の端を更に丸くする効果があり傷が消されたような効果があります。